RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)さえ導入すれば「ロボットがPC作業を自動化」してくれるもの、と簡単に思い込んで失敗をしないためには「PC作業」の中身を見直すことがぜひとも必要です。
「EXCEL作業」はPC作業の中に含めない、想定していなかった、というケースがありますが、これはRPAの活動範囲を限定してしまうことになり、最終的に自動化は達成できず失敗に終わっていることが多いようです。今まで放置してきた事までRPAが自発的に解決してくれることはないのです。
「EXCEL作業」を含めない驚きの理由に「EXCEL作業は個人業務であり把握しにくいから」というものがありますが、実態を直視しなければなりません。PC作業のうち大半がEXCEL作業なのです。(e塾調べ=PC作業中約75%がEXCEL業務)
逆にEXCEL作業以外のPC作業にどのようなものがあるのかと言えば、既存システムのメニュー利用、入力作業、集計&帳票作成、等です。入力作業は「書類や他の画面を見ながら」または「入力データの準備」に分かれ、「入力データの準備」とは入力作業そのものではなく、集めて来たデータをシステムが受けられる形式に加工する、という作業でありEXCELが多用されています。
RPAの対象に「EXCEL作業」を含めない、とはとんでもない思い違いであり、EXCEL作業こそ整理して自動化しなければならないし、「書類を見ながら入力」といったそれ以前の作業も「EXCEL化」ができれば自動化も可能になるはずです。
「EXCEL作業」は見えないから‥、ではなく「見える化」して自動化の舞台に乗せるためのベースになるのが「e-portal」です。
[e-portal]メイン画面
社内共有メニュー
掲示板
タイトル上をダブルクリックするとパッとファイルが開くので、インターネット感覚で社内の情報にアクセスできます。
エクセルはもちろん、動画等あらゆる形式のファイルを共有できるため、メールを使ったファイル送付がなくなります。
社内Form
社内各部署の申請フォームや報告フォームはすべてここへ集約できます。
業務マニュアル
印刷不要、検索ができるペーパーレスマニュアル。動画マニュアルの共有も可能。
オンラインテスト
e塾が毎月1日に新テストを追加、回答後その場で採点、成績は集計ファイルに蓄積されるので全社あげてスキルアップに取り組めます。
Q&A
社内の電話問い合わせが激減!現場から経営者まで疑問には統一した回答を共有できます。
自動化メニュー
申請報告ペーパーレス
回答ファイルを手集計していた「集計地獄」から解放されます。回答側もメール等で返送しなくても「送信」を押すだけ、集計側は「集計」を押すだけです。もちろん社内誰でも簡単に作成できますので社内は一気にペーパーレス化します。
To RPA
RPAロボットへ渡したいデータの置き場を1カ所に決めておくことで、RPAを何台も契約する無駄が省け、また高価なクラウド型のRPAと同じ仕事を1台のRPAがこなしてくれます。
From RPA
RPAが処理完了したデータの置き場です。RPA処理依頼~完了まで共有することで、重複や欠落を防ぎ、RPAをさらに効率良く活用することができます。
→入会のメリット
→会員コース比較
→ e-portal とは