担当はいつもの作業
RPAがエクセルに取って代わる、エクセルの時代はもう終わった、などと間違ったネット情報に戸惑う事はありません、正規のRPAはそんなものではないので安心して下さい。
中にはRPA販売業者自身「エクセルを一掃して‥」とセールスしてくる輩が居ても、理由は販売しているRPAがwebブラウザ専用でエクセルを操作できない機種だから、としか考えられません。それを経営者が真に受けて本当にエクセルを廃止して、そのRPAに置き換えようとしたら大変な事になってしまいます。
RPAはIT製品の中でもとりわけて「よくわからない装置」、トップの一存で導入決定してしまう傾向があるので注意が必要です。
RPAがわかりにくい理由
PC作業が対象だから
RPAの役割りは「指令を出す」事ではなく、指令を受けて「作業を代行する」事です。パソコンで行われている操作を1つ1つ順番に聞いて、聞いた通り再現するのです。
という事は日々パソコンで作業していない人間ではその価値は判断できないはずです。
逆に言えば、日々パソコンで作業している人間こそ正しい価値判断ができる、と言って良いでしょう。後で画面をお見せしますが「なーんだ!」となるはずです。
高付加価値CM
目の前からは政府が掲げる「働き方改革」、片や背後から「AI化の時流」、また足元には「人材難」、この難局を解消させる切り札として現れたのが「RPA」。販売側は「高付加価値機器」として人工知能等のテクノロジー側面ばかりをPRする、という傾向がある事もわかりにくい原因になっているようです。
実際にRPAはすさまじい程の高付加価値製品なのですが、ユーザーにとって有難いのはその「忠実さと作業量」という現実的な側面であって、技術面を正確に評価できるほどの専門知識は持たないため、CMの出来ばえ等に左右されないようにも注意が必要です。
実物はわかりやすいRPA
RPAが受け持つ仕事
RPAが受け持つことができる仕事は「既存の作業」です。今現在、人間がパソコン画面上で行っている動作をRPAに「代行」させることができます。
ここでよく勘違いするのが、人工知能の一種だから自発的に「改善」してくれるのではないか?という期待ですが、RPAが既存作業を否定して「代替え案」を出してくる、ということはありません。対象はあくまでも「既存の作業」です。
この事からも「RPAがエクセルに取って代わる」のは有り得ないことがわかります。パソコン手作業の代表選手であるエクセルが扱えないRPAなど論外、実際にそういった製品は存在しますので間違って導入しないよう注意が必要です。
ではエクセル作業も、すべてのPC作業も扱えて、安価なRPAは?
推奨RPAアシロボの画面
画面左は、ロボット動作一覧です。どのような作業をさせたいのか、こちらから選択します。画面右は、ロボットへ指示した動作が順に追加され並んでいきます。
↓画像をクリックすると説明ページが開きます。説明動画もあります。
※ロボット動作とは、物理的ロボットに右手を上げる、左足を前に出すといった指示と同様、動作順序を意味します。アシロボでの動作とは、右クリックする、エクセルを開く、エンターキーを押すなど、あらゆる動作を用意しています。
1台のRPAアシロボをフル稼働でコスパを上げる方法 → 賢い選択
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